ダブの知識
ダブ
ダブ(dub)は1970年代に、スカとレゲエから発展したジャマイカの音楽の手法、およびジャンル。ダブワイズ(dubwise)とも呼ぶ。リミックスという音楽手法の元祖。1970年代初め、キング・タビーが、サウンド・システム用のボーカル抜きのトラック(ヴァージョンと呼ばれる)を製作する過程で、偶然発明したという、曲のリズムをより強調する様にミキシングし、エコー (音響機器)|エコーやリバーブ (音響機器)|リバーブなどの過剰なエフェクトをかけて加工したもの。また、ジャマイカではシングル#A面/B面|シングルレコードのB面にダブを収録する場合が多いが、その場合、基本的にボーカル抜きのカラオケのことを指す(「ヴァージョン」とも呼ばれる)。ヴァージョンは、必ずしもボーカルをすべて抜くわけではなく、ところどころにオリジナルの楽曲の歌を故意に残したりする。それはダブのひとつの効果となっている。ダブは、もともとオリジナルが存在する楽曲を加工したものだが、出来上がった物はそのダブ・エンジニア名義で発売されることが多い。ダブ・エンジニアは、ジャマイカではリー・ペリー、サイエンティスト、ステイーブン・スタンレー、イギリスではマッド・プロフェッサー、エイドリアン・シャーウッド、日本では、Dub Master Xまたはizumi D.M.X miyazakiこと宮崎泉等が有名。